中部・関西からの研修依頼が偶然重なったこと、姫路で学会が開かれることなどの理由で、6月2から15日の2週間、中部・関西遠征に行ってきました。体力的に無理の利かないお年頃、途中休息日も設けながら無理のないスケジュールで計画しました。

6月3日、最初の訪問先は愛知県犬山市医療法人桜桂会犬山病院です。
こちらの病院で開催される院内学会での講演とトークセッションのパネラーとして参加いたしました。講演テーマは「行動制限最小化とカンフォータブル・ケア」です。
今回トークセッションにご一緒したピアサポーターのOさん。ご自身の身体拘束経験を赤裸々に語っておられました。とても勇気のある行動だと感銘を受けました。これからも講演家として自身の体験を言葉にしていくということです。心から応援致します。
犬山病院は既に身体拘束最小化に取り組まれ、身体拘束0を達成されてとのこと。組織としてのガバナンスがしっかりと通っています。院長先生ともお話させていただきました。「本当に実現できるとは思わなかったけど、こうなりたいと幹部の皆さんに伝えたんです」とおっしゃられました。そうここが大事ですね。一個人としての意識改革ではなく組織としての取り組みに変換し実行すること。実際に取り組みを実行された管理職の方は「最初反発や抵抗があってしんどかった。でも実現できると思ってスタッフと話し合いながら進めえてきた」というお言葉を聞かせていただきました。


こんな素敵な病院が愛知にあることを知り大きな勇気をいただきました。
犬山病院の皆様が誇りをもってケアされておられることに敬意を表して。

レッツ カンフォータブル・ケア !

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