4月19日(土) 日精看千葉県支部で「精神科病院における虐待防止」というテーマで一日研修を行いました。
昨年度より精神科病院でも虐待発生時の通報が義務化されたことを受け、虐待防止に対する取り組みを進める病院が増えています。今回参加いただいた皆様も真剣な表情でお話を聞いてくださいました。
当協会の虐待に対するスタンスは「虐待は犯罪行為である」「虐待は受けた側、行った側、その組織、誰も幸せにならない」ということです。私たち看護、介護の対象者が患者、利用者であるならば、その患者、利用者に対し犯罪行為に類する行為を行うことが常態化した組織に、自分や自分のご家族を安心して預けることはできません。
歴史上、「これまで大丈夫だった」「これぐらいは許される」「しつけをしている」など誤った解釈が横行していた事実と向き合い、「自分がされたら嫌なことを相手にしない」という子供のころに教わった倫理の基本に立ち返り考える習慣を持っていきたいものです。
カンフォータブル・ケアは虐待とは正反対に位置するケア技術です。虐待防止にはカンフォータブル・ケアおすすめですよ((笑))
これからも当協会は高齢者、認知症者の虐待防止啓発活動を続けていきます。
虐待のない看護、介護の現場を目指して
レッツ カンフォータブル・ケア !
